「ご・き・わ!ご・き・わ!
ユーアーナンバーワン!

いや、違う
波の音、水の足音だと思っていたもの、それは人々の声援だった

美しくあれ
彼らの「願い(かぜ)」に帆を張って、僕という船は繰り出した

――「難波湾(ナンバーワン)」へと……