ダニエル・エイメン博士著のADD(注意欠陥障害)に関する本を読んだ。
ADDは日常の作業が苦手、アドレナリンが少ないので興奮や刺激を求める、とある。
つまり、生活上の肝心要な作業(例:家事)に注意が欠落していて、
脳が鈍いから興奮すること(本人の好きなこと)ばかりやっているらしい。
瞬間瞬間で生きている土壇場主義なのだとある。

博士はADDを6つのタイプに分類してて、
そのうちのひとつに「火の輪型」というのがある。
脳の肝心な所は停滞、その他が異常に活動過多で画像を撮ると炎のように見える。
特徴を挙げると、攻撃的とか、要求を繰り返すかまってちゃんとか、
残酷だったり、無神経だったり、発想が現実離れしてるとか・・・。

ひとつ驚いた事例を書く。
このタイプ、血中アルコール濃度0.2%で、健常者のシラフの脳になるんだって!
ちなみに健常者なら0.1%で酩酊状態と言われるらしい。
飲めば酔うどころか逆に頭がハッキリしてくるのね。
だからザルのように飲み続けるのかあ。なるほど。

で、放置されると2次障害として○○人格障害とか発症するのね。