オーバーラン80mか JR発表の2倍 尼崎事故


 尼崎JR脱線事故で、快速電車が事故直前、宝塚線(福知山線)の伊丹駅でオーバーランした距離は、JR西日本発表の
「約四十メートル」を大幅に上回り、「約八十メートル」だった可能性が二日までに、乗客ら複数の証言から浮上した。
車両がホームからはみ出していたことになり、運転士の心理に大きく作用したとも考えられる。このため、
兵庫県警尼崎東署捜査本部は証言を重視。今後、同駅の現場検証やJR関係者らの聴取などを進め、事実関係の詰めを急ぐ。

 四両目の乗車位置で待っていた伊丹市の製造会社顧問小早健介さん(65)は、神戸新聞社の取材に、目の前を電車の
最後部が通り過ぎ、オーバーランした距離は「だいたい四両分」だったと話した。
同駅で三両目に乗り込んだ女性から事故後、事情を聴いた父親によると、「三両目の停車位置で、七両目の最後尾にいた車掌の
姿が近くに見えた」という。
 一両は約二十メートルあるため、証言に沿うと、約八十メートル行き過ぎたことになる。ホームは約二百二十メートルで、
電車は中央に止まることから、二両分に当たる約四十メートルをホームから行きすぎた格好で停車したとみられる。
 三両目に乗っていた宝塚市の派遣社員の女性(38)ら二人は「三両目が停車した場所には、ホームがなかった」とも指摘している。

 これまでの調べなどによると、快速電車は四月二十五日午前九時十四分ごろ、同駅ホームをオーバーランし、約一分半遅れで出発。
同社は当初、その距離を「八メートル」と説明したが、死亡した運転士(23)と車掌(42)が口裏を合わせて虚偽申告していた
ことが分かり、「四十メートル」と訂正した。
ttp://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou05/0502ke93120.html

http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/rail/1113794212/664 2005/05/03(火) 00:58:44 ID:fIKGvHXQ