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アク禁になった人の為にレス代行するスレその18@規制議論

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アク禁になった人の為にレス代行するスレその17@規制議論
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0740FLH1Aap031.osk.mesh.ad.jp
垢版 |
2005/07/03(日) 23:28:54ID:q4hZEuBC0
【依頼に関してのコメントなど】 長いですがどうかお願いします。
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【板名*】 漫画キャラ
【スレ名*】 ジャンプキャラ・バトルロワイアルSS投下専用スレ PART.1
【スレのURL*】 http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1119971124/l50
【名前欄】 蒼き虎と黒き龍
【メール欄】 sage
【本文*】↓
深夜の森に甲高い音が響く。
リズム良く火花を散らし、音色を奏でるそれは、刃物が奏でる戦闘曲。
闇の中、山口県の山中で、その戦いは繰り広げられていた。

飛影は闇に紛れ、一定の距離を保ちながら、飛び回るようにナイフで切りかかる。
対する桃は、その攻撃を巨大な円形の刀で受け止め反撃に転ずる。
どちらも譲らぬ一身一体の攻防。

桃の持つこの奇妙な刀。
名を燐火円礫刀と言う。
魔界整体師、時雨の愛刀であり。
皮肉にも、対峙する飛影に邪眼の手術を施した張本人の愛刀である。
その威力は斧が如く。
その切れ味は薄刀の如く。
並ぶもの無き無双の刀。
その奇妙な形状から、扱えるものはそうはいない。
だがこの扱い辛い刀を、桃はいとも簡単に使いこなしていた。

―強い。
その男の実力に、飛影は少なからず動揺を隠せずにいた。
あの男しか扱えないと思われた燐火円礫刀を、いとも簡単にこの男は扱う。
剣技は互角か。
いや、武器の面で自分が不利か。
だが自分には、第三の目と炎がある。
総合的には自分に分があるはずだ。

「――邪王炎殺剣」
飛影はナイフを柄とし、炎の剣を紡ぎだす。

これで武器は互角。
ならば、まだ炎の妖気がある自分が負ける道理が無い。

「ほう、炎か。いいね、燃える野郎は嫌いじゃないぜ」
その剣を見て桃は笑う。
戦闘中に浮かべるその実に楽しそうな笑みは、どこかの馬鹿を思い出させた。

「チッ」
気に食わない。
飛影は舌を打つ。

妙な人間、自分を変える。
そんなものはいらない、自分には戦いしかないのだから。
そうだ、戦いだ。
目の前には極上の獲物がいる。
なにを迷うことがある。
0741FLH1Aap031.osk.mesh.ad.jp
垢版 |
2005/07/03(日) 23:29:55ID:q4hZEuBC0
【板名*】 漫画キャラ
【スレ名*】 ジャンプキャラ・バトルロワイアルSS投下専用スレ PART.1
【スレのURL*】 http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1119971124/l50
【名前欄】 蒼き虎と黒き龍
【メール欄】 sage
【本文*】↓
「…行くぞ」
飛影は炎の剣を構え一歩踏み出す。
「おう、来いチビ助」
桃は涼やかに笑い、飛影を迎え撃つ。

地面を蹴り、闇に同化した飛影は風のように駆ける。
同時に振り下ろされた炎の剣を、桃は円礫刀を傾け受け流す。
だが、既に飛影の左腕には炎の妖気が纏われていた。
「炎殺煉獄焦!」
突き出される炎の拳。
その炎の拳を、桃は素手で受け止めた。
「熱いね、だが、男塾の魂はもっと熱いぜ」
拳を受け止めながら、桃は飛影に蹴りを放った。
だが、飛影はその場から即座に離れ、蹴りを回避する。
そして再度、戦いは仕切りなおされた。

飛影が斬る。
桃が弾く。

桃が薙ぐ。
飛影がかわす。

飛影が燃やす。
桃が受ける。

桃が蹴る。
飛影が避ける。

どれほどそれを繰り返しただろう。
接近戦では埒か明かないと判断した桃は、斧が威力の円礫刀を強く振り、飛影を弾き飛ばした。
そして、距離をとった桃は必殺の構えを取る。

「王虎寺超奥義暹氣虎魂!!」
振り抜かれた円礫刀から青白いエネルギーが放たれた。
牙を剥き、爪を唸らすその姿はまさに虎。

「邪王炎殺黒龍波!!」
着地した飛影は、答えるように右手を突き出し、その腕から黒く燃える闇の龍を解き放った。

激しくぶつかり合う蒼き虎と黒き龍。
蒼き虎は全てを砕き。
黒き龍は全てを焼き尽くす。
暴れ狂う龍虎のエネルギーは、周囲の木々を薙ぎ払い辺りを更地に変えてゆく。
そして、散々暴れ狂ったエネルギーが辺りの景色を完全に変えきった頃、龍虎は上空で弾ける様に消滅した。
0742FLH1Aap031.osk.mesh.ad.jp
垢版 |
2005/07/03(日) 23:30:30ID:q4hZEuBC0
【板名*】 漫画キャラ
【スレ名*】 ジャンプキャラ・バトルロワイアルSS投下専用スレ PART.1
【スレのURL*】 http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1119971124/l50
【名前欄】 蒼き虎と黒き龍
【メール欄】 sage
【本文*】↓
桃はじっとそれを見上げていたが、大きく息を吐くと口を開いた。
「ふう……俺の負けか」
そう呟き飛影に目を移す。
そこに立つ飛影の姿に、なんら変化は無いように見られた。
だが、桃ほどの実力者には理解できた。
飛影の纏う、その黒き力を。

先程の黒龍波は消滅したのではない、飛影が黒龍を食ったのだ。
アレほど爆発的なエネルギーを飲み込んだその器。
黒い炎に包まれた莫大なエネルギーが桃には見えた
もはや自分でアレにはかなわないだろう。

「と、言いたいところだが。諦めないのが男塾精神でね、精々足掻かせてもらうぜ」
燐火円礫刀を構え、このような状況だというのに桃は朗らかに笑う。
その目は強く輝き、諦めないという強い意志が篭っていた。
「それじゃま……行くぜッ!!」
駆け出した桃の怒声が、深夜の山に木魂した。


――――――――――――――――――。


闇を駆ける飛影は焦っていた。
あの男の実力は自分の想像以上だった。
まさか黒龍波を使う羽目になるとは。
このままでは副作用である冬眠が始まってしまう。
早急に安全な場所を探さなければならない。

頭が重い、ドロリとした眠気が意識を犯す。
もはや邪眼を開放するのすら辛い。
なんとか意識を奮い立たせ、飛影は邪眼を開放する。
そして人気の無い、安全そうな建物を発見した。
出来れば周囲の安全も確認したいが、もはやそんな余裕は無い。
急いで飛影はその建物に向かった。

 【山形県の山中/黎明】

 【飛影@幽遊白書】
 [状態]:極度の疲労と眠気
 [装備]:マルス@BLACK CAT
 [道具]:荷物一式、燐火円礫刀@幽遊白書
 [思考]:1冬眠する
 2幽助と決着を付ける、強いやつと戦う

【剣桃太郎 死亡確認】
【残り120人】
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