[test] 書き込みテスト 専用スレッド 23
レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。
なぜpwd専用イタに書き込めないんだよう(´;ω;`) SS書き込みテストッス。
イタタな内容なんでスルーおながい。
成田新東京国際空港。
巨大な機体の轟音が何度も交錯する。
そのロビーで清楚な服装に身を包んだ壮年の淑女が大きく手を挙げた。
「ここよ!パパ!」
その声に初老の男性が振り向く。
しかし体格は老齢のそれではなく、見上げるほどの長身に加え、全身ははち切れそうな筋肉で覆われていた。服装もまるで冒険家を想わせるワイルドなスタイルである。
「ホリィ!おいどけ!」
偶然二人の間に入ったスーツ姿の男に肘鉄をくらわせ、男性はホリィと呼んだ女性に駆け寄る。
「パパァ!」
淑女はまるで少女のように父親であるその男性に抱きついた。
しばし、周囲の目など気にせず、子供のようにはしゃぎながら親子の再会を喜びあった後、
淑女は唐突に顔を曇らせた。
「カバン、持つわ。」
先程の(劇的とも言える)再会に罪悪感を抱いているように、淑女は端的に言葉を伝え、足早にその場を去ろうとする。
「ところでホリィ、承太郎の事じゃが、たしかに「悪霊」と言ったのか?」
「承太郎」その名にホリィの足が止まる。張りつめた氷が溶けるように、
美しいその瞳に透明な雫が溜まっていく。
「ああ!なんてことッ!承太郎ッ!他の人達には見えなかったらしいけど、私には見えたわ・・・別の腕が見えて・・・それで・・・拳銃を・・・」
「他の人には見えないのに、お前には見えたのかい?」
顔を覆いさめざめと泣く娘の肩を優しく抱きながら、初老の父親は娘に問う。
「ええ・・・」
ようやく涙を拭って娘は答えた。
「承太郎は最近取り憑かれたといってるらしいが、おまえにも何か異常はあるのかい?」
「私にはないわ。でも、承太郎は原因がわかるまで2度と牢屋から出ないっていうのよ!
パパ・・・ど・・・どうすればいいの?」
睡眠不足がたたってなのか、ホリィの顔色は悪い。
「よしよし、可愛い子よ。このジョセフ・ジョースターが来たからには安心しろ!
まずは早く会いたい・・・」
ジョセフと言った男性は、貧血気味で頼りない足取りの娘の身体を支えた。
「我が孫の承太郎に。」
ジョセフは腕の中の娘に注意を払いながらも、背後に視線を送る。
目当ての人物は、ソファーに足を組んで腰を下ろし、湯気の立つ紙コップを口に運んでいた。おそらく近寄れば噎せ返る程甘い匂いがするに違いない。
マントのような黒寂びたコート。そのフードをすっぽりと被っている為、表情は伺えない。
だが紙コップが口元に運ばれたその時だけは、きっと妖精のような笑みを浮かべているのだろう。
ジョセフはその黒コートの人物に左手を指しだした。
「パチンッ」と弾かれた指が小気味の良い音を立てる。
黒コートは空になった紙コップを背後に投げ捨て(ちなみにそれは30メートル先のダストボックスに見事着弾した。)娘と寄り添いながら歩くジョセフの後を付いていく。
音も無く。影も無く。衣擦れの音すらしなかった。 ウンコム規制UZEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE コナンの単行本最新刊読んだけどだんだん終わりにきてるのかな レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。