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91年と95年を比べると、全体的に
(1)東北大や名古屋大などの旧帝大と早稲田大、慶応大などとの勝敗に大きな変化が出ている、
(2)首都圏の国公立大と私立大との勝敗が変化している、
(3)地方国立大の人気が戻って私立大との逆転が起こっている、 などの特色が表れているが、この6年間でさらにこの傾向が顕著になっているようだ。

 河合塾・東日本大学情報部の別府正彦部長は、こう話す。
「95年と今春では、全体的に勝敗は変わっていないものの、内容をよく見ると、国公立大の優位がいっそうはっきりとしたことがわかります。
いまや、有力な国立大に勝てる私立大は、慶応くらいではないでしょうか」

高校の進路指導の現場ではどうなのか。首都圏の名門県立高校の進路指導担当者は、こう言う。
「国立大に行く学生は、数パーセントずつ増えています。早慶レベルに受かっても、筑波大や東北大クラスなら迷わず国立大に行きます」  

都立の名門校の担当者も、こう話す。
「やはり不況のせいでしょうか、できれば国公立という生徒は多いです。東大、一橋大、東工大はもちろんのこと、
横浜国大、埼玉大、千葉大などでも、自分の行きたい学部ならば、早慶よりも国公立を選んでいます」
坊野次長はこう話す。
「私立大は文系・理系ともに、この3年間で合格者、入学者の両方とも数値が下がっているところが多い。これは私立大が厳しい状況にあることの表れでもあるでしょう」

「結局、私立大は上位校でも、国立大との併願先という位置づけになってしまっている。早慶レベルでも、中堅以下の国立大と対抗するのがやっとなんです」(坊野次長)
河合塾教育情報部チーフ神戸悟氏
「理工系学部合格者の追跡調査をすると、早慶と旧帝大や東工大クラスの両方に合格した受験生は、ほぼ100%国立大に入学します。
 私立トップの早慶でも、勝負になるのは千葉大や横浜国立大から下のレベルです。」
国立大学合格者の歩留まり率はここ数年、90%台を維持している。


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