岸信介とCIAの関係を教えてください。

フジテレビの取材に応じたアリゾナ大学教授のマイケル・シェーラー
(米国務省公文書解禁審査会委員を務め、秘密文書の公開基準を作成する作業を通じて、そうした文書を閲覧している)は
番組〔〇四年八月十四日『妖怪 岸信介』〕で次のように述べている。
 
「岸は一九五三年から五五年にかけて頻繁に訪米し、米国政府関係者に日本政府の内部資料について、レポートを渡していたようだ。

その見返りとして一九五五年ごろから、米国政府は岸に資金提供するようになった。」
 岸の問題はアメリカの思惑通りに動きすぎたところにあった。

日本が本当の意味で独立できていないのは、ある意味で岸の責任だと思います」