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下記の「ブッシュとナチス」は、『ニューズウィーク・ポーランド版』に載ったプレスコット・ブッシュとナチスに関する記事の英語訳である。
ブッシュ家は、アウシュヴィッツ強制収容所で展開された囚人たちの強制労働から収獲を吸い上げていた。米国大統領ジョージ・W・ブッシュの祖父であるプレスコット・ブッシュは、第2次大戦当時、ナチスと金融面でつながっていた。ナチスのおかげで、プレスコットは銀行家として富を築くことが出来たのだ。
プレスコット・ブッシュは「ユナイテッド・バンキング株式会社」[訳注:正しくは「ユニオン」]の社長であり株主だった。この銀行はナチスの産業資本家フリッツ・ティッセンからシレジアン合同製鉄株式会社を取得し、そこでアウシュヴィッツ強制収容所の囚人を働かせていた。 シュワルツェネッガー氏の父親「ナチス活動」波紋
カリフォルニア州知事選挙に出馬した映画俳優のアーノルドシュワルツェネッガー氏の父親が、過去ナチスの突撃隊員であったことを立証する文書が公開され、論議を呼んでいる。
ロサンゼルスタイムズはシュワルツェネッガー氏の母国であるオーストリア・ウィーンの政府記録保存所で、父であるグスタフ・シュワルツェネッガー氏がヒットラー政権に深く介入していたことを示す文書を発見したと報道した。またグスタフ氏が1939年5月1日、ナチス突撃隊(SA)に入隊した記録も発見されたと伝えた。
同紙によるとグスタフ氏が、突撃隊でどのような活動をしたのかは確認されていない。ナチス憲兵隊主任上司まで担当した同氏は占領地域の民間人鎮圧はもちろん、最前線戦闘にも参加したものと推定される。
グスタフ氏は1943年、原因不明の負傷で長い間治療を受け転役しており、終戦後はオーストリアで警察で過ごすが、72年に亡くなっている。鄭効植(チョン・ヒョシック)記者(中央日報 2003/08/17)