あかりとちなつは、小学校からの幼なじみで、中学校でも同じクラスになっていた。あかりはちなつのことが好きだったが、勇気を出して告白することができずにいた。一方のちなつは、あかりのことがとても大好きで、いつも一緒にいたいと思っていた。

夏休みになり、2人は隣町に旅行に出かけることにした。あかりは旅行前に、ちなつに対して素直な気持ちを伝えたいと思っていた。しかし、彼女が勇気を出して告白しようとしたとき、そこには大きな障害が待ち受けていた。

あかり:「えっと、ちなつちゃん…ひとつ話があるんだけど…」

ちなつ:「どうしたの?あかりちゃん。」

あかり:「ううん、なんでもないよ。」

ちなつ:「あかりちゃん、大丈夫?」

あかりは少し緊張していたが、そのとき、ちなつの温かい手があかりの手を握った。