Samsungが第3世代携帯電話規格「CDMA2000」と高速通信規格「モバイルWiMAX」の
両方に対応したスマートフォンをリリースする予定であることが明らかになりました。

Samsungがアメリカの連邦通信委員会(FCC)に提出した資料によると、同社は現在「SPH-D710」というモデルの携帯電話を開発中であるそうです。

主な仕様はこんな感じ。同モデルはCDMA2000とモバイルWiMAXに対応しており、Bluetoothや無線LAN、GPSなどを搭載。
MP3再生機能やSMSなどを備え、Sprintに向けて供給される予定とされています。

また、筐体のイメージも公開されていますが、その形状からスマートフォンであることが分かります。

どのようなスペックのモデルとなるのかは現時点では不明ですが、3GだけでなくWiMAXをサポートしているということは、
高機能モデルのWiMAX対応を進めているHTC同様、ハイエンドモデルに該当すると見込まれるわけですが、現在発売されている最新スマートフォン「Galaxy S II」に匹敵するモデルとなるのでしょうか。

また、HTCがSprint向けに供給されたCDMA2000とWiMAXに対応したスマートフォン「HTC EVO 4G」は今年春にKDDIから「htc EVO WiMAX ISW11HT」として日本市場でもリリースされており、
KDDIは秋にWiMAX対応スマートフォンを複数投入することを公言しているわけですが、この「SPH-D710」が日本向けにも投入される予定があるのかどうかという点からも、目が離せそうにありません。

http://gigazine.net/news/20110727_samsung_cdma2000_wimax_smartphone/