作家、タレントで政治活動家の乙武洋匡氏(47)が14日までにX(旧ツイッター)を更新。台湾総統選で現地を訪れての感想をつづった。「今回の投了率は、71・86%。(中略)国民の熱気を感じることができました」とした。さらに「ある意味”フェス”のような雰囲気で選挙を盛り上げ、人々の関心を盛り上げていく手法は、日本の政党ももう少し本気で学んでいくべきかもしれません。」と、関心の低い日本の選挙にも一石を投じた。

 総統選は、民進党の頼清徳氏が勝利した。同時に行われた「立法委員(国会議員)」の選挙では民進党が過半数を取れず、ライバル国民党に第1党の座を譲った。この結果、親中路線の国民党と、親米の民進党との「ねじれ議会」となる。中国との距離感については、「今秋に行われる米大統領選挙の結果によっても大きく左右されるとも言われており、台湾の人々にとっても見逃せない選挙となりそうです」と分析していた。

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