推測できるということと、完全に特定できるということは違うとおもうです。

無論、或る程度の精度で推測できるのであれば、削除対象とすべきだという話はありうるで
しょうけど、技術的にどういった具体的な線引きができるのか・・・という話になります。

例えば、上にある「離島の希少な苗字」の話しで言うと、削除人として、その書かれている住所が
どの程度の人口を有しているものなのか、その苗字がその地域においてどの程度珍しいかを
知っていないとだめなのか・・・という話になりますよね。そりゃ無茶な基準になってしまい、そういった
ことを知る手段のない削除人は手を出さなくなっちゃったりすることも十分に考えられます。

「こういった場合削除対象としてもいいんじゃないか」という議論は理解できなくもないのですが
、では技術的にそういったことの確認手段をきちんと定めての基準作りは結構難しいかも
というお話でした。